PM規約としてのガイドライン概要(例)

〇プロジェクト計画ガイドライン

プロジェクト計画を策定するために必要な事項を決めておく
・WBSの作成
・マイルストーンの設定 = 公式レビュー、社内レビュー、品質監査、ベースライン・・・
・開発スケジュール(日程表)
・必要な資源の確保 = 人員、場所/設備、機器/ツール/データ、資金など、調達方法(手段)
・リスク分析
・構成品目の特定
・ベースライン構成

〇進捗管理ガイドライン

プロジェクト開始時の作成した計画と実績とのズレや、プロジェクト変更、問題・課題への対応方法を決めておく
・進捗管理の定義、範囲、手順
・問題・課題の管理手順、プロジェクト変更手順
・体制、会議体の定義
・スケジュールの設定・承認
・工数とコストの監視
・日程と成果物の進捗監視
・プロジェクト進捗の評価

〇リスク管理ガイドライン

リスクの定義、範囲、レベル、管理方法を決めておく
・リスクの定義と範囲・レベル
・リスクの洗出し(方法、分析、定量化、対策案など)
・管理・評価方法
・リスクの評価(評価タイミング)

〇外部委託管理ガイドライン

外部に作業を委託する際の管理方法を決めておく(契約、品質、変更、進捗)
・外部委託管理の定義と範囲、依頼手順、管理方法
・委託先の評価、選定
・実績の評価

〇構成管理ガイドライン

プロジェクト成果物(文書やソフト)の一貫性を確立し、維持するための管理方法を決めておく
・構成管理の定義、範囲
・管理体系、手順
・管理手順の評価

〇品質管理ガイドライン

システムに要求された品質を達成するための管理方法を決めておく
・品質管理の定義、範囲
・品質管理手順、管理手法の定義
・品質目標の設定
・実施環境の整備
・品質評価

〇テスト・ガイドライン

プロダクトの品質を確実にするための管理方法を決めておく
・テスト工程の概要、構成
・テスト体制
・テスト実施プロセス、手順
・テスト結果(審査)の記録

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