10年ほど前に、雑誌インタビューで言ったこと(記事)  (47歳の時のこと) H0705a

10年も前のことになりますが、「団塊世代の働きびとに聞く~仕事とは?」という特集記事のインタビューで話したことが残っていたので紹介させてもらいます。
私の考え方は、今も進歩がないというか、ブレが少ないというのか、本音のところはほとんど変わっていないと思います。  南部栄司

その時代の私のテーマは、「遊びも仕事も一生懸命」であることでした。
インタビューの質問と返事を、記事のままの形式で以下に掲載しました。

・あなたにとってズバリ仕事とは?
人生のバックボーンとも言えます。仕事も趣味も同じだと良いですね。遊びも仕事も一生懸命であること。プロフェッショナルである事です。

・会社に対しての仕事への想いは?
仕事を通して、世の中のためになっていくことが良いですね。

・仕事に対して、やりがいを感じた事は、どんな時でしたか?
お客様に満足してもらった時です。また、部下を指導して、その通りに仕事の成果を出してくれて、一緒に喜ぶ時ですね。

・仕事で印象に残っている事は?
最初は見向きもしてくれなかったお客様から、ご注文を頂けた時です。やはり、苦労して自分を理解して貰ったことでしょうか。もうひとつは20年ほど前のことですが、営業所の端末から在庫状況を見ながら受注入力すると~即時に工場/倉庫に出荷指図伝票が出るようになりますと提案したら、「そんなことが出来るわけがない」と反対されながらもオンライン・リアルタイムシステムをお客様と一緒になって稼動させたことです。

・仕事で苦労された事は?
入社当時(30才でUターン)、コンピューター部門は先輩と2人でゼロからスタートし、全てが初めての事ばかりで、楽しくもあったけれど、苦労も沢山しました。私の会社がコンピューターを扱っていたことすら知られてなかったので大変でした。

・仕事で楽しかった事は?
大きくて難しいシステム開発プロジェクトを完成・稼働させた時と、設計・構想どおりにシステムが問題なく稼働し、お客様の業務(仕事)が効率化されて喜ばれた時です。

・定年後のご予定は?
元気な限りは世の中の役に立ちたいし、働きたいです。学生さんなどの若い人との関わりを持って、応援団にでもなれたら良いなと思っています。でも今から考えていると楽しくて仕事が出来なくなるので、本格的になにをするか考えるのは定年になってからにします(笑)

・定年後、始めてみたいこと等は?
書、絵画、和歌、俳句など文化的な事を色々とやってみたいです。読みたくても読めていない本を読んだり、若い人と前向きな事を語り合ったり。ゴルフなどのスポーツは続けて、他人に迷惑をかけないように、健康でいたいと思っています。
※今回10年後の結果として補足しますと、60歳になってから、水彩・スケッチと漢詩(創作)を始めています。

・今後の人生設計においての資産運用をどのように考えてますか?
娘2人への大学生活13年間の仕送りが続いたので、運用する程の資産はありません。健康と元気が一番の資産です。昔の粗食に戻ればそれほど困らずに過ごせると思います。でも美味しいビールだけはたくさん飲み続けますね。(笑)

・後輩達に何か一言お願いします。
仕事だけではなく、人間性を磨くことも忘れないで欲しい。目先の成果だけを追うのではなく、将来を見つめて努力して欲しい。また、一生勉強、一生青春、チャレンジ精神を持ち続けてください。