サバティカルは、人生のリフレッシュ期間

サバティカル(長期休暇)」とは

長期勤務者に対して、1ヶ月~1年の長期休暇を付与するという制度です。
(欧州を中心に、伝統的には大学教員を対象にしている)
一般的には(良心的な企業では)、その期間の最低賃金も保証しています。
旧約聖書で神が6日間働き世界を創造した後、7日目を安息日(=サバティカス)とした故事に習った制度と言われています。
また、”Wikipedia”には、「使途に制限がない職務を離れた長期休暇のこと」とあります。(sabbatical)

ということは、人生に必要な「リフレッシュ期間」とも考えられます。
自分の人生にとって何が大事なことか、卒業しなければならないことは何か・・・などを、
宿題が一つもないクリアな頭で将来を考える期間があるということは素晴しいことだ!

長期休暇は、個人を成長させるきっかけになると思います。
また、新しい挑戦をしたり、セミリタイア生活を満喫する人も多いようです。

(参考)
昔の中国では、親が死ぬと子は25~7か月(3年)間の喪に服すことになっていました。
働き盛りの人材が長期間喪に服すということは、今で言えば一種の「サバティカル」ではないでしょうか。

(参考)
「ギャップイヤー gap year)」という言葉は、よく似ていますが・・・、
入学資格を取得(合格)した(18~25才の)学生に、社会的見聞を広めてもらうために、1年間の猶予(gap隙間)期間を与える制度で、英国で始まった(大学制度の習慣)です。
休学中の行動は自由で、ボランティア活動や留学、旅行などで見聞を広めたりする等の例が多いそうです。
大学卒業後から大学院進学/就職前までの期間に適用されることもあります。

 

会社生活を終えた人も  ⇒ 「セカンドライフ」に備えて・・・

未だ、この世でやりたいことがある人  “アクティブシニア” にとっては、
まさに「サバティカル」と言える(有期の)長期休暇は大事な時間となるはずですね。